老麺肉まん高野

2024/03/13 18:00

お助け下さい!今月、倒産の危機です。

目黒雅叙園の元料理長である父が唯一人、雅叙園創業者から受け継いだ製法で作る「老麺(ロウメン)肉まん高野」です。

コロナ前は最寄駅の方にご迷惑をおかけするほど行列を作らせていただき、

小さなお店に段ボールを引き、父と2時間睡眠。TVにも何度も取材されたお店でした。

ですが…

2022年7月、成増店が閉店
2023年4月、大山店が閉店しました。

初めは「コロナのせいでこんなことに…」と思っていたのですが、実際は違うんです。
とにかく、今までの価格で。できるだけ多くの人に食べてほしい。
そんな思いで続けていたら…ほとんど利益が残っていなかったんです。

今月までほぼ2年以上赤字が続き、今月、本当に倒産する可能性が出ており、現在、銀行に掛け合っているところです。

お店を作ろうと決意したのは、ちょうど今から12年前です。
私は、東日本大震災の風評被害に苦しむ農家さんを支えたいと、安全で美味しい野菜を横浜の路上で販売しておりました。

その当時は、風評被害も激しく、ボロボロな状態で・・・雪が降る中、

手がかじかんで震えながら大声で「いらっしゃいませ~」と叫んでいました。
ある日、見知らぬお婆さんが「これ食べなさい」と市販の肉まんを

温めて持ってきてくださいました。あまりの寒さでキンキンに冷えた肉まんでしたが

私は、声を出して泣きながら食べました。こんなに温かい肉まんを食べたのは初めてでした。

その時に思ったのが、当時60歳を超える父しか作れなかった肉まんを私が受け継ぎ、「日本一温かい本物の肉まんを作る」

当時、日本でこの肉まんを扱えるのは、父である「髙野さん」と言われるほど日本中国料理界では、定説でした。

「お前は親父を殺すのか」「老麺(ロウメン)は、絶対に不可能!やめろ!」

全国にいる父の中華料理のお弟子さんから、こんな風に言われ反対されました。

老麺(ロウメン)とは何か?を簡単に説明させてください。

老麺(ロウメン)は、天然酵母で作る唯一の技法のことを言います。

天然酵母を使ったパンはありますが、肉まんのように湿度100%、温度99℃のような中では、焼くのと環境が全く違います。天然酵母で蒸すのは本当に難しいものです。

文化大革命の後、目黒雅叙園の創業者細川氏がこの大切な食文化である老麺を守ろうと老麺師の先生を招き、当時、目黒雅叙園の料理長であった父、髙野文雄にその技術を託しました。

それでも日本の気候に合わず、先生と共に17年かけて日本の気候に合う、老麺肉まんを完成させました。

目黒雅叙園を代表する商品となりました。

現在、ホテルやレストランの料理長となって、活躍しているお弟子さんたちにも、この技術を教えてきましたが今でも誰一人できた者は、いません。

父、髙野文雄が退職後、この製法の肉まんは、日本から姿を消すこととなりました。

私は、7年前、その老麺(ロウメン)肉まんで勝負したいと父(髙野文雄)に懇願し老麺肉まん高野を開業することとなりました。

地元のお客様から全国、そして海外からわざわざ足を運んで下さりこれまで20万個以上の肉まんを作ってまいりました。

難しい、苦しい・・・でも、でも面白い!

今日まで、本気でこの老麺と向き合ってきました。冗談のように聞こえるかもしれませんが、発酵しないときは、抱いて一緒に寝たり、布団をかけたり、音楽を聞かせたり・・・。

これを食べて下さった方に何か良いことが起きてほしいなど願いを込めて夢中になってやってきました。

この目に見えない魅力をなかなか表現することが出来ず、値上げにも踏み切ることがで出来ず、様々なバランスが崩れ、事業継続が本当にギリギリになってしまいました。

この技術を・・・この文化を・・・この想いを後世に引き継ぎたい

本物は存在していかなければなりません。 皆様に愛された父の技術を終わらせたくありません。

ですが、お客さんにうまくこの技術を伝えることができず、とうとう、店の継続が本当に難しい状況になってしまいました。

75を超える父と、必死に頑張っていますが、長い間赤字です。

天然酵母で作る生地の美味しさ、父がこだわりって集めた野菜、肉、ニンニクをはじめとした素材。
食べていただいた方には本当に美味しいと言われ、料理長の頃の父の味を思い出し、涙を流してくれる方までいるほどです。

肉まんだけでなく、シュウマイや餃子も、全て利益が計算できてないような状態で、ここまでやってきました。

ですが、これまでのお客様の感動を後世にまだ伝えなければなりません。
そのためには、息子である私が父から全てを受け継ぎ、これからもこの老麺(ロウメン)という看板を掲げ続けていかなくではいけない。そんな使命を背負っていると思っております。

どうか、皆様の温かいご支援を心からお願い申し上げます。

最後に、ここまで私たちの想いに耳を傾けて、心をお寄せ下さいましたすべての皆様に心から感謝いたします。

絶対に不可能といわれてきたこの目に見えない世界の物語を私たちだけでは終わらせることはできません。

日本一温かい本物の肉まんじゅうを後世に繋いでいかせてください。老麺(ロウメン)は、それに必ず応えてくれると私は信じています。

ここまで読んで下さったあなたへ。本当にありがとうございます。魂より深く感謝いたします。

もし魂が動いたなら、、、ご購入や、拡散等で、肉まん髙野をご支援いただけませんか?

誠心誠意、心が温まる中華料理を本気でお届けします。

どうか、心より、よろしくお願いします。

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